2014年6月28日土曜日

モコ君と四国八十八カ所 お遍路 2回目 1日目

6月14日(1日目)

先日のお遍路の続きを回るため、高知市の第30番札所 善楽寺(ぜんらくじ)に向かいました。
朝4時に家を出て、7時過ぎに善楽寺に着きました。
予定では7時にお参りを終えて出発の予定でしたので、遅れています。
今回の旅は足摺岬にある第38番札所 金剛福寺(こんごうふくじ)に行きますが、とても遠いのでうまく時間を使う必要があります。
今日、金剛福寺を参拝できるかどうかで、後の予定が大きく変わります。





第30番札所 善楽寺(ぜんらくじ)です。
街の中にありながら、とても静かです。
まだ7時過ぎなので人もまばらです。



本 堂



大師堂


神仏分離で善楽寺と分かれた土佐神社。


第31番札所 竹林寺(ちくりんじ)へは小高い山を登っていきました。
とても緑の深いのが特徴でした。
時間が予定より遅れているので急がねば・・・



竹林寺の仁王門
とても緑が深いお寺です。
境内には綺麗な庭園がありましたが、時間の関係で今回はパスします。



お寺なのに狛犬がいます。
このお寺も神社との関係が深いのでしょう。



本 堂



大師堂



土佐国唯一の五重塔です。
朱色でとても美しいです。



五智如来



モコ君の菅笠デビューです。
前回からの白衣に加え、お遍路さんのシンボルの菅笠を手作りしました。
手作りといっても大人用を加工して作ったのですが・・・
皆さんには好評で多くの人に声を掛けて頂きました。
ここで、問題が発生!
今回のお遍路旅でも団体さんの登場です。
納経所に行くとガイドさんと思われる方が皆さんの納経帳や白衣、納経軸を大量に・・・
納経所では個人は間に割り込ましてくれたので良かったのですが、やはり時間のロスは大きいです。



次のお寺は第32番札所の禅師峰寺(ぜんじぶじ)です。
さっきの団体さんが来ないうちにと急いだのですが、駐車場を見て唖然としました。
観光バスが3台停まっています。
前回のお遍路旅の時に聞いた話を思い出しました。
GW中は団体のツアーは、ほとんど行われない。(前回、団体は1組しか会わなかった。)
普段の土日はこれが普通なのだと・・・



仁王門



本 堂


大師堂
団体さんがたくさん来ています。
団体さんは皆で読経するので、隣で一緒に読経させてもらいました。
リズムがとりやすくて良かったな~
それから、お遍路姿のモコ君に皆さん興味津々で沢山の人が声を掛けてくれました。




団体さんが3組で100人以上いると思います。
予想通り、納経所は込み合っています。
1つのお寺の参拝時間を30分と計算していましたが、全然無理みたいです。
計画を変更せねば・・・
次の第33番札所の雪蹊寺(せっけいじ)へは桂浜のそばを通ります。
左手に太平洋を眺めながらのドライブは最高でした。
雪蹊寺では予想通り、先程の団体さんのバスがいました。





雪蹊寺入口です。
市街地の広い道路沿いにあります。



本 堂



大師堂です。
団体さんがたくさんお参りしています。



次の第34番札所の種間寺(たねまじ)は田んぼの広がるのどかな場所にありました。
入口近くには高知名物のアイスクリンを売るおばさんの姿がありました。
お参りした後に頂きましたが美味しかったです。
生姜味とゆず味を重ね盛りを頂きましたが、どちらもさっぱりして最高でした!
でも、かなりの量をモコ君に食べられてしまいました。
まあ、暑いから仕方がないかな~?




本 堂です。
鉄筋コンクリート製です。
最近は木造建築が難しいのか、多いですね。



鐘楼かと思ったら、安産にご利益があるとされる子安観音像がありました。
その周りには底が抜けた柄杓が数多く奉納されていました。
面白い光景でした。



大師堂です。
ここでも団体さんと一緒にお参り、読経させて頂きました。
団体でお参りするのもいいな~って思います。
ただ、納経所が込み合って時間がかなりが遅れています。



次の第35番札所 清瀧寺(きよたきじ)に到着したのは11時半過ぎでした。
当初の予定では10時半くらいの予定でした。
ここのお寺への道は恐ろしく細く、すれ違いの出来ない箇所が長く、対向車が来ないかドキドキしました。
そんなに長くはないですが、車でのお遍路では有数の難所の一つだと思います。
こんな細い道でしたので、団体さんはというとナインタクシーに分乗して来ていました。
お遍路道は車道といえど険しいのです。



仁王門です。
駐車場は本堂近くにあり、本当なら通る事無く見落としてしまうのですが、事前に調べておいたおかげで見ることが出来ました。
しかし、長い石段を登り降りするのは大変でした。
しかし、私は山門大好きなのです!



仁王門の天井に描かれた龍の絵です。
歴史がありそうな見事な絵でした。



石段を登り、駐車場に戻りました。



本 堂


高さ15mの薬師如来像です。
中に入って戒壇巡りが出来ます。
目の前が真っ暗でまったく見えませんでした。



大師堂


次は第36番札所の青龍寺(しょうりゅうじ)です。
元横綱朝青龍の四股名はここ青龍寺が由来だそうです。
朝青龍が通った高校、明徳義塾がこの近くだからだそうです。
ここのお寺はペットの参拝はお断りとの事で、モコ君は車でお留守番です。
夫婦交代での参拝となりました。
時間はお昼を過ぎています。
ランチタイムのため団体さんがいません。
お寺はひっそりしています。
今のうちに遅れた時間を取り返したいと思います。



仁王門



三重塔
鮮やかな朱色でとても美しいです。


不動明王像


小さな滝があり、緑が深いところです。



本堂までの石段は恐ろしく急で、長い・・・



急な石段を登るのは辛いですが、紫陽花が綺麗で癒されます。





こんなところにも紫陽花が
とても綺麗な色でした。



本 堂
今の時間、誰もお参りしていませんでした。



本堂横には波切不動明王像
海の安全祈願にご利益があるそうです。



大師堂


ここ青龍寺では団体さんとは会わなかったので、スムーズにお参り出来ましたが、交代でお参りしたため思うような時間短縮は出来ませんでした。
次の第37番札所 岩本寺(いわもとじ)へはここから55kmあり、約1時間半かかります。
さらに目標の第38番札所の金剛福寺へは岩本寺から2時間かかります。
現在の時間は13時過ぎです。
今日、金剛福寺までお参りするのは困難と判断し、今日は次の岩本寺で終わりにすることにしました。
その分時間に余裕ができますので、鰹のたたきを食べに行こうと思います。

立ち寄ったのは「道の駅かわうその里すさき」です。(写真を撮り忘れましたすみません。)
ここではとれたての鰹をわらで焼いてくれました。
モコ君もいるので車の中で食べました。(写真を撮るのをわすれました。)
まず、今まで食べていた鰹のたたきと色が違います。
これは透き通った赤色です。
それに一切れの大きさがとても大きいです。
味は今までの鰹とは全然比べものにならないくらい美味しいです。

美味しい鰹のたたきをお腹一杯食べた後、第37番札所 岩本寺(いわもとじ)に到着しました。
今日、一緒になった団体さんも到着していました。



仁王門
市街地の奥にお寺があり、細い路地を進んでいきました。



仁王門の前でモコ君と記念撮影です。
お疲れなのか、居眠りしています。
今日、最後のお寺だから頑張って!



本 堂
建物の中の天井には全国から公募された絵が貼られています。
写真がないので、後日動画をアップしますので参照ください。



団体さんと一緒に読経させて頂きました。
もう、ガイドさんやツアー客の皆さんとも顔見知りです。
こういう人のつながりがとても楽しいです。



大師堂


今日の参拝は終わりました。
モコ君お疲れ様でした。



2日目へつづく












2014年6月16日月曜日

モコ君とお遍路(2回目)


モコ君とお遍路は先月以来2度目です。
今回は手作りの菅笠を被っています。




モコ君は抱っこが大好き♪




お参りしている間お利口に待っています。



1日目最後のお寺です。
モコ君、お疲れなのか居眠り中。



足摺岬岬に来ました。
後ろに灯台が見えます。



モコ君と四国最南端に立っています。



お遍路の様子は後日、詳しくレポートします。