2014年12月7日日曜日

モコ君とお遍路 満願編 高野山へ参拝

11月23日(2日目)

昨日、四国八十八カ所お遍路を結願しました。
そして、第1番札所 霊山寺(りょうぜんじ)にお礼参りに行って来ました。
その後、鳴門大橋を渡り淡路島の北端のとある道の駅で車中泊しました。



明石大橋の真下から神戸方面の夜景


高野山はとても見どころの多い所なので、朝に到着出来るようにと早朝の4時出発の予定でしたが、寝過ごしてしまいました。
目が覚めたのは6時半でした・・・・
気を取り直して出発です。

高野山は遠かったです。
和歌山まで高速を走り、そこから山をぐるぐるとひたすら登りました。
かなり深い山の中の筈なのですが、驚いたのはそこに街が出現しました。
まさしく宗教都市というべきの街で観光客で溢れかえっておりました。
そして、外人さんが多いです。(1割以上が外国人?)
そして、意外とお遍路さんが少ない(外人さんより少ない?)

駐車場は金剛峰寺(こんごうぶじ)の前にあり、停めることが出来ました。(無料でした)
しかし、高野山は広いです。
皆さんバスで移動していますが、モコ君がいるのでバスに乗れません。
奥の院まで30分以上歩く必要があります。
モコ君頑張ろうね~


高野山に到着したのは11時でした。
まずは旅の目的である一番大事な場所、奥の院(おくのいん)から参拝します。
奥の院の入り口に当たる一の橋(いちのはし)です。



一の橋を渡ると、街中から一転して杉林の中へ
ここから奥の院までの約2キロの参道には、
歴史的に有名な方々の墓碑や供養塔などがありました。






御廟橋(ごびょうばし)の前でモコ君
満願へ向けて最後のお参りに行って来ます。
この先、モコ君も入れるんです。



御廟橋を渡るとその先は聖域です。
写真撮影が出来ないので、これが一番奥の写真です。
奥に見える大きな建物が燈籠堂(とうろうどう)です。
建物の中には天井にとてもたくさんの燈籠が輝いている幻想的な場所でした。
モコ君は建物の中には入れませんでした。
燈籠堂の向こうは御廟(ごびょう)です。
お大師様が入定した場所であり、最も神聖な場所です。
御廟の前で最後のお勤めを済まし、無事に満願しました。
御廟には今でもお大師様がおられ、人々の幸福をお祈りしているという伝説があります。
高野山の御詠歌
「ありがたや、高野の山の岩蔭に大師はいまだ在しますなる」
藤原道長によって詠まれたそうです。


満願を記念にモコ君と記念撮影です。
これからは高野山への観光です。
お土産店を見ながら金剛峰寺まで歩きます。
しかし、奥の院が寒かったためかモコ君元気がありません。
ブルブル震えているので抱っこしました。
重いな~お遍路が済んでも修行ですね・・・



高野山真言宗の総本山 金剛峰寺(こんごうぶじ)です。
建物の中にも入れます(参拝料500円)が、モコ君がいるので外からのみです。



茅葺きの屋根に苔が・・・




モコ君と記念撮影



壇上伽藍(だんじょうがらん)へと続く蛇腹路(じゃばらみち)
紅葉の名残りが残っていて綺麗です。






壇上伽藍へ到着しました。
ここは高野山で一番の見どころでしょう。



東 塔



根本大塔(こんぽんだいとう)
高野山のシンボルといえる建物ではないでしょうか?
中にも入れます。



御社(みやしろ)



西 塔



三鈷の松(さんこのまつ)



大塔の鐘
巨大な鐘です。
高野四郎という名だそうです。



再建中の中門
ほぼ完成していました。



大 門
凄く大きくて迫力がありました。
仁王様も大きかったです。
これまで見た仁王門とは別格の凄さです。
駐車場からかなり離れているのですが、歩いて見に行った甲斐がありました。



高野山で撮った最後の写真です。
遠くを見つめるモコ君の表情がお気に入りです。


時刻は16時半です。
高野山の日暮れは早く、もう薄暗くなっていました。
モコ君は疲れたのか、大門から金剛峰寺前の駐車場まで歩きませんでした。
頑張ってくれたので、抱っこしてあげることにしました。
最後の大仕事でした。
高野山を出発したのは17時過ぎでした。
途中休憩をしながら運転しましたが、自宅へ着いた時には日付が変わっていました。
とても充実した旅になった四国八十八カ所お遍路と高野山参拝。

無事に満願しました。









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