本日でお遍路3日目で、最終日です。
疲れもだいぶん溜まって来ました。
宿泊は23番札所薬王寺の近くです。
昨日、22番まで行けていれば楽だったのですが・・・。
愚痴を言っても仕方がないので頑張ります。
まずは、22番札所平等寺まで戻ります。
納経所が開くのは朝7時なので、それまでにお勤めを済ましておけば、7時過ぎには出発できます。
面白そうなお遍路さんの人形がありました。
矢印があるので、遍路道の目印なのでしょうね。
第22番札所 平等寺(びょうどうじ)の仁王門
本堂までの急で長い石段です。
大師堂
弘法の霊水です。
容器に入れて持ち帰れます。
本堂です。
もうすでに参拝者が居ます。
考えることは同じですね。
面から見ると石段の急さがよくわかります。
第23番札所薬王寺(やくおうじ)の仁王門前で記念撮影
本堂
薬王寺は厄除けの寺として有名です。
女厄坂という33段の石段や男厄坂という42段の石段があります。
大師堂
薬王寺のシンボルともいうべき瑜祇塔(ゆぎとう)。
昨日、鶴林寺で会ったヨーキーとお遍路した女性と今日も会いました。
この方はここ薬王寺が本日のスタートだったのでしょうね。
お互い旅の無事とお遍路の成功を誓い合いました。
こういうのっていいですね。
第23番薬王寺で阿波の国 発心の道場が終わりました。
これから土佐の国 修業の道場に入ります。
お遍路は四国4県にまたがり、第1番~第23番までが徳島県にあり、これを阿波の国「発心(ほっしん)の道場」といい思い立つことの意味との事です。
続く第24番~第39番までが高知県にあり、これを土佐の国「修業の道場」といいます。
高知県は室戸岬から足摺岬と大変長いみちのりがあり、まさしく修業です。
続く第40番~第65番までが愛媛県にあり、これを伊予の国「菩提(ぼだい)の道場」といいます。
いっさいの煩悩を断ち切り、極楽浄土へと至るとの事です。
最後の第66番~第88番までが香川県にあり、これを讃岐の国「涅槃(ねはん)の道場」といいます。
煩悩を滅し解脱の境地に達するとの事です。
それでは修業の道場の始まりです。
しかし、次の第24番札所までは約75kmの道のりです。
歩き遍路の場合、丸2日歩くことになります。
なのにこんなに歩き遍路の方が多いとは思いませんでした。
室戸岬まで太平洋を眺めながらの長いドライブです。
気になるのは天気です。空が暗くなって、今にも一雨来そうです。
室戸岬の近くで超巨大な、お大師様の像がありました。
その後ろにはたぶん大きな涅槃釈迦如来像が見えます。
時間がないのと雨が降り始めたため、車の中からお参りさせて頂きました。
合掌、南無大師遍照金剛。
室戸岬の先端に第24番札所 最御崎寺(ほつみさきじ)があります。
東寺とも言われるそうです。
ちなみに西寺は第26番の金剛頂寺。
お迎え大師像
お大師様の像が多いですね~
仁王門
鐘石
窪みの中の石で叩くと金属音がします。
空海七不思議の一つだそうです。
大師堂
ピンク色の多宝塔って可愛くないですか?
本堂
その2につづく
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